- 2011-10-27 (Thu) 16:18
- 雑記
誰も待ってないでしょうが個人的覚書続きです。
■9月24日 午後
とにかく母親に電話。
そして相方に入院荷物取りに帰ってもらうから一緒に車乗って来てもらうことに。
みんなパニック。
そりゃそうだ。
私は手術に備えて安静にするため、陣痛室へ。
本当だったら部屋の名前通り「ちょwww陣痛ktkrwwwマジ痛ぇwww」とか言いながら入るはずの部屋だったんだなぁ……とか、いらんこと考えながらぼーっと待ってました。
そうこうしてるうちに看護師さんから手術の流れ……というか、麻酔の流れを説明され、戻ってきた相方と母親から荷物を受け取り、「2時ぐらいから手術始めますねー」という看護師さんに言われるがままパジャマに着替えて時間が来るのを待つことに。
自分を落ち着かせるために、ついったに書き込んでみたり、友達とメールしてみたり。
で、時間が来まして。
陣痛室の向かいにある処置室へ。
ここに来てやっと緊張が来る……というか来ちゃった……。
人生初手術だったので、まずテレビでしかろくに見たことなかった丸いライトとかベッドとかがね!怖いの何の!
看護師さん達が優しかったので内心gkbrしつつも外見は冷静に振舞えた(はず)のだけど、さすがに麻酔打って仰向けになったところで
「腕しばりますねー」
と普通のトーンで言われて、本当に両腕をがっつり縛られた時は心の中で「ひぃっ!!」とクラ○ドの春原のような声を上げましたが。
この辺りで、麻酔のせいなのか恐怖心からなのか体の震えが異常に。多分麻酔のせいだと思う。
手術そのものについては……まあ、その、視界は(バスタオル一枚で)遮られていたので見ては無いけど、ほら、歯医者の麻酔を連想していただければいいかと思いますが、麻酔って痛みはないけど感触はあるじゃないですか。
結論だけ言うと、その……産んだというか、引きずり出された瞬間の感触はしっかり分かったという。
なんか、すごいよ、あれ。
エイリアンがお腹突き破ったらきっとあんな感じ?グロくてごめんなさい。
終わった時に考えてたことが「こういう出産スプラッタ系のホラーやらAVあったなー見ないけどー」とかだった辺りやっぱり冷静ではなかったと思われます。
産みの苦しみは体験できなかったけど、不思議なもんで産声聞いたら涙出たさ。
まだ縫合が待ってるから、腕ほどいてもらえなくて自分から赤ちゃん触ることはできなかったけど、看護師さんが連れてきて、私のほっぺにちゅーさせてくれたよ。
あと「立派なおちんちんもちゃんとついてるよー」って見せてくれて間違いなく男の子だということは確認できた。
新生児のサイズ比っていろいろおかしい(笑)
残念ながら、産道を通らなかったからか肺に羊水が残ってしまい、呼吸がうまくできない状態で生まれてしまった(新生児一過性多呼吸)ために保育器に入る事になってしまい、産んだものの私がちゃんと顔を見たり抱っこしたり出来るのは後日ということに。
相方と母親は出産直後に会わせてもらえたようで、写真撮ってくれてたから顔を見るのは見れたんだけど、実感はいまいち。
まあ、私自身動ける状態じゃなかったから、それどころじゃなかったんですが。
麻酔切れてからがしんどいのなんの。
子宮の戻りが悪くて、それを促進するためのマッサージが傷の真上をぎゅうぎゅう押すものだったから泣きそうなほど痛かったし。
ちなみに病室の都合か、私の状態の都合か、陣痛室での一泊でした。
窓がないと時間の間隔おかしくなるなーとしみじみ。
とにかく初日の夜は長かった……。
■9月25日
麻酔で弱った胃のために朝食は流動食。
入院なんて人生で初めてだったので比較対象がないのだけど、この病院食事おいしかったの。
流動食がおいしいとかびっくりした……。
と、小児科の先生から息子の状態を詳しく説明してもらったり、またマッサージされたりして痛みに耐えてるうちに、ゆっっっくりなら立って歩けるようになったので昼過ぎには病室に移動できました。
移動する途中に新生児室があるので、ガラス越しの保育器越しだけどチビの顔を見せてもらえてちょっとどきどきしてみた。
で、豊橋でもう一泊してた相方と滋賀から駆けつけて下さったお義父さんが、少し遅れてうちのママンがお見舞いに。
大慌てで相方と名前を決めました。
呼び名と頭の漢字は決めてたんだけど、二文字目が迷走してたのです。。。
でも実は顔見た時の印象で、なんとなくしっくり来る字があったので、それになりました。
読み方はシンプルだけど、ちょっと珍しい字でござい。DQNネームじゃないよ!
みんなが帰って、ひとしきり診察等々が終わって寝る頃になって唐突に涙が止まらなくなったのはここだけの話。
今更手術が怖かった(子供かw)とか、思ってたより早く引きずり出した上に苦しい思いをさせて保育器に一人なんて心細い思いをさせてしまったチビに申し訳なくなったり、なんかもーgdgdになってのぉ。しゃーない。
ちなみにここまで、血圧がなかなか下がらなくてまいっちんぐ。退院まで続くという。
覚書はもうちょっとだけ続くんじゃ。。。
- Newer: こっちでやりまふ。
- Older: 事の起こりはびっくりドンキー 前編